2015年1月10日ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター
こどもフェスティバル クリスマスのつどい キラキラ万華鏡を作ろう

12月13日(土)に大和市つきみ野学習センターで開催された「こどもフェスティバル クリスマスのつどい」で万華鏡作りを実施しました。

つきみ野学習センターの「クリスマスのつどい」でのものづくり教室は、昨年に続き2回目です。事前打ち合わせで、先着50名限りと言うことで、事前準備をしましたが、前日に72名の希望者があるが、何とかならないかと打診があり、急遽年明けの催事用に用意した分を投入し、当日に臨みました。


ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター こどもフェスティバル クリスマスのつどい キラキラ万華鏡を作ろう
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター こどもフェスティバル クリスマスのつどい キラキラ万華鏡を作ろう

田園都市線「つきみ野駅」が最寄駅。集合時間1時間前に人身事故で全線不通。講師が集まらないで、てんてこ舞いとなりましたが、何とか講師を集めて実施。

90分の時間を2回に分けて、1回目は、1・2年生のみ30名。2回目は、3年生以上30名+αの予定で開始。


「クリスマスのつどい」は、万華鏡作り以外にも、ストラップ・オーナメント作り等の催事が同時開催され、児童はそれぞれ希望のブースへ直行する形式です。万華鏡は希望者が多いということで、事前に希望者を割り振っていただき、1回目は、予定者30名全員参加で教室は寿司詰め状態の授業。1・2年生ですので、講師9名がおおわらわで対応。

完成した万華鏡に、ビーズを詰めて、覗けばキラキラ綺麗な色の変化に、大喜び! ビーズの詰めすぎや、少な過ぎる子もあり調整し、全員満足の様子にこちらも大満足!

2回目は、20名程度でスタートし、三々五々集まって来て、最終的には35名程度になり、合計で65名の児童に、手作りペットボトルクリスマスバージョン万華鏡を体験いただきました。


2014年9月10日ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター
"夏休み子ども工作教室" ジャム瓶電球を作ろう

8月16日(土)「大和市つきみ野学習センター」において、夏休み工作教室「ジャム瓶電球を作ってエジソンに挑戦!」を実施しました。25名枠で募集しましたが、お盆などで欠席があり12名が参加しました。3年生から5年生で、5名が女子です。予定時刻より早く集まり、皆楽しみにしていた様子でした。コアネットからは9名の講師が対応しました。

事前の詳しい解説はせず、どんなものを作るのか見本の紹介のみしました。子供たちの頭の中では「それをどうやって作るの?」という疑問がわきます。よってワクワク感が増し、用意された作り方説明図への見方が違ってきます。説明図を紐解き、出来るだけ自力で取り組むことは、単に教える以上の意義があるでしょう。

材料は、ジャム瓶、ヘアピン、シャープペンシルの芯、クリップ、配線コード、牛乳パックの厚紙と単三電池です。作業工程は3ステップです。

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター "夏休み子ども工作教室" ジャム瓶電球を作ろう
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター "夏休み子ども工作教室" ジャム瓶電球を作ろう
  • STEP1:発光部のフィラメントは、ヘアピン2本にシャープペンシルの芯をはさむ仕組みです。シャープ芯は炭素が多く含まれ、HBまでの炭素含有率の高いものが発光に適しているようです。ジャムビンの蓋に2カ所穴をあけ、配線コードを通し、各々のヘアピンに繋げます。穴あけは危険なため講師が行いました。
  • STEP 2:スイッチは厚紙とクリップを利用します。大小クリップの使い道、差し込み方など、説明図をよく見ず安易に作ると接触せず点灯しません。作り上げた子供たちは「これがスイッチか」と動かしていました。小さな達成感とともに、作りながらその仕組みも自然に分かったことと思います。
  • STEP 3:電池ケース作りが子供たちにとって一番の難関です。単三電池3本が直列に入る細長ケースを2列作り、クリップを利用して2列を1列の直列にします。そして配線コードを+-に繋げます。子供たちには説明図のポイントを「よく観察する」ということが要求されます。ポイントを見逃し先に進めず戸惑っている子には、講師が手をさしのべました。

これら3ステップの道中、取り組む子供たちは寡黙になっていました。流れる電流が、フィラメント部分で大きな抵抗に遭い、炭素が発光する様は、ワクワクして始めた子が、難しい作業という抵抗に遭い、ついに点灯した感動の表情を示す様と同じようです。ジャム瓶の中で燃えるシャープ芯を、真剣な眼差しでじっと覗きこむ姿があちこちにありました。心の奥で燃える小さな感動が、未来のエジソンに繋がることを期待しています。


2014年8月10日ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター
"子ども科学教室" 水を含んだまま固まる不思議な液体

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター

7月19日(土)「つきみ野学習センター」において、「水を含んだまま固まる不思議な液体シリーズ」の一つ"スライムとなんちゃってスーパーボールを作ろう"を実施しました。当日は、小学生3年生から6年生まで計28名(男女の割合は6:4)が集まってくれ、部屋いっぱいになりました。コアネットからは、8名の講師が対応しました。

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センターものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センターものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センターものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター

最初は、「スライムづくり」を行いました。洗濯のりを紙コップに入れ、それに絵の具を溶かした水(赤、青、黄、緑、紫の5色のいずれか)を入れてよくかき混ぜ、最後にホウ砂を入れて、さらにかき混ぜました。ほぼ固まったら、テーブルの上に取り出し、何度もこねると、次第に水分がスライムに吸収されて固まっていくことを学びました。

この過程で子供たちは、面白い"遊び"を始めました。ある子供は、スライム特有の変形自由度を楽しみました。

また他の子供は、細長くして"うどん"を作ったり、丸くして"団子"を作ったりしました。また"たらこ"を作る子供もいました。

隣の子から色違いのスライムを分けて貰い、造形を始める子もいました。

講師側が予想していなかったことですが、絵の具の液を入れないで、透明のスライムを作る子供も現れました。その透明のスライムの中に色の付いたスライムを入れて、"宝石"を作りました。

この催しは「科学教室」ではありますが、その枠を飛び越えて「芸術教室」の雰囲気にもなりました。

スライムづくりが好評で子供たちの要望もあり、もう一度、各自が色を替えて、色違いのスライムづくりを行いました。

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市つきみ野学習センター

次は、"スーパーボールづくり"を行いました。

洗濯のりを紙コップに入れ、それに絵の具を溶かした飽和食塩水を入れてよくかき混ぜます。スライムとは、ちょっと様子が違うことに気が付く子供もいました。最後にホウ砂を入れてさらにかき混ぜます。すると、洗濯のりに含まれていた水分子が分離・抽出されてきます。水分は捨て、新聞紙の上であらかたの水分を取った後、残った塊を空気が入らないよう手で丸めながら、タオルも使ってさらに水分を取り続けました。

この過程で、上手に球形にするとスーパーボールになりますが、水分を抜くために力を入れすぎるとバラバラになってしまいます。今回の子供たちは、形はいびつにはなりましたが、それなりのスーパーボールを作ることが出来ました。

2時間があっという間に過ぎてしまいました。子供たちは、自分で作ったスライムとスーパーボールをビニール袋に入れて、持って帰りました。

今回の実験で、子供たちにはなぜそのような「水の吸収・分離」が起こるのか、理由は分からなかったかも知れません。でもこのような化学現象に興味・関心をもち、一人でも多くの子供たちが「科学って面白いな…」と、好奇心をもってくれたとしたら幸いです。


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