2016年9月10日ものづくり・理科実験教室:明電舎 沼津事業所
沼津市 夏休み親子エコ教室 風力発電機を作ろう



- 【実施日】
- 2016年8月8日(月)
沼津市では、4年生以上の小中学生を対象として、環境に配慮した活動をしている複数の企業を見学し、リサイクルや省エネ・省資源の工夫など環境への取り組みについて、夏休みに親子で学ぶ機会を設けています。その活動に(株)明電舎沼津事業所が2年前から協力しています。
内容は、明電舎の環境活動の説明を受け、工場見学、明電舎が駆動用モーター、インバーターを供給している三菱自動車の電気軽自動車"i-MiEV"に試乗し、環境にやさしい自動車の体験をします。最後にコアネットの指導のもとでペットボトルを利用した「風力発電機」を作るという内容です。
今年は、小学生24名とその保護者17名が集まりました。
この風力発電機は、飲み干したペットボトルで羽根を作り風車とします。それと、市販されている、模型用発電モーター、赤色LED 、発電機部品のキットとを組み合わせて作ります。出来た風力発電機を扇風機の風に当てるとペットボトル風車が回り発電モーターで発電し赤色LEDが点灯すると言う仕組みです。
最初に、ペットボトルで羽根を作ります。ペットボトルを口から6~7cmの所で輪切りにします。羽根を作るために口の下1~2cmの所から6本か8本の切れ目を下の方に向かって入れます。この6枚か8枚が羽根となります。風を受けて回る様にする為に羽根をねじっておきます。この羽根と模型用発電モーター、赤色LED 、発電機部品のキットを組み合わせ風力発電機の完成です。
ところが、ペットボトルの肉厚とか、断面形状、ペットボトルの剛性を確保するための縦ビードなどが影響し、扇風機の風を上手に受けられず、発電する回転が得られないでLEDが点灯しないケースが発生します。その場合は、羽根を試行錯誤で調整し何とか点灯に漕ぎつけます。
最終的には全員、LEDが赤く光り喜んでもらえました
