2018年1月10日ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校
放課後子ども教室
電話はなぜ聞こえるの?

ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校 放課後子ども教室 電話はなぜ聞こえるの?
ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校 放課後子ども教室 電話はなぜ聞こえるの?

12月9日(土)に「放課後子ども教室」で、"音と電話の不思議"と題して、ものづくり・理科実験教室を開催しました。授業の狙いは、音の伝わり方、耳の構造、電話が何故伝わるのかを、子どもたちが自分の手で糸電話などを作りながら知ることです。

参加者は、小学校1~3年生14名でした。

最初に音はどうして伝わるのか、音を聞(聴)く耳の仕組みを教えました。音は空気や水、金属などの振動するものがないと伝わらないことを学びました。透明のプラスティックの容器の中に発信中の防犯ベルを入れ、空気を抜いて真空状態にすると、音が聞こえなくなることを、子ども達が真空ポンプ動かし体験しました。


次にいろいろな紙コップ電話を作りました。

紙コップとタコ糸を使った糸電話では、糸をピンと張らないと音が伝わらないことを知りました。丸い風船に複数の糸電話を貼り付けると多人数で会話ができること、細長いペンシル風船の両端に紙コップつないだ電話を作り、それを数人で絡めると多人数で話をすることができるなど、音のいろいろな伝わり方を体験しました。

紙コップの底に針金をつないで作った針金電話では、針金はピンと張らなくとも聞こえること、針金を螺旋状にするとエコーが発生する不思議を学びました。


最後は声コプターを作りました。

紙コップ、爪楊枝、セロテープ、長方形の紙のプロペラ、プロペラを留めるビーズ2つで簡単に出来るのですが、この原理も紙コップを口に当てて大きな声を出すと、その振動がコップの底に取り付けた爪楊枝に伝わりプロペラを回すという音の振動を利用したものです。ただ、低学年の子どもの声は、かわいく、高いので、なかなかプロペラが回りません。

子ども達は各自、自分で作った物を大切そうに袋に入れて自宅に持ち帰りました。

2017年8月10日ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校
こだいら放課後子ども教室
夏の特別教室 リニアモーターカーの模型を作ろう

ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校 こだいら放課後子ども教室 夏の特別教室 リニアモーターカーの模型を作ろう
ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校 こだいら放課後子ども教室 夏の特別教室 リニアモーターカーの模型を作ろう

夏休特別教室の一環として、7月25日に開催しました。4・5年生対象の授業でしたが、残念ながら当初予定の15名を下回り9名の児童での実施となりました。

9名の児童に6名の講師という贅沢な布陣で授業を開始しました。最初にリニアモーターカーとはの説明から開始しました。「リニアモーターカーを知っていますか?」の質問に、全員yes!そこで今日作るリニアモーターカーの模型は、皆が多分想像している「中央リニア新幹線」とは異なることを説明すると、「え?」{え?}

リニアモーターとは、通常のモーターを切り開き平面にしたもので、「中央リニア新幹線」はこの方式で浮上させて抵抗を減らし高速を実現する方式ですが、これを模型で作るのはかなり難しいので、今回の授業は、浮上式でないリニアモーターカーの模型に挑戦すると説明しました。

この方式を採用したリニアモーターカー式の地下鉄が、すでに東京の大江戸線・横浜のグリーンライン、他にも大阪・福岡などで実際に走っていることも説明しました。

手作りの用意したキットで、レール部分の制作から開始し、電源部位スイッチ部分はジャムビン電球キットの部品を活用しましたが、ジャムビン経験者の児童の鋭い指摘もあり、手順通り30分程度で見事に完成しました。そのあと全児童順次完成!

児童が夢中で製作中に、小平十三小学校の校長先生が見学に来て、興味津々に児童の手元を覗き込んで、授業終了まで見学されました。

完成したレールの上にストローにアルミホイル巻いた動体を置き、通電すると動体が疾走をはじめ、歓声が沸きました。レールの間の磁石を裏返すと、反対側に疾走します。

フレミングの左手の法則で説明しますが、連結させて動かしたすことに夢中で、残念ながら耳に入っているとはいえなさそうでした。

小平十三小の放課後教室を始めて7年目ですが、その当時3年生の世話役ご子息が高校生となり、今回飛び入り参加し児童に混ざって挑戦し完成させていました!

2017年8月10日ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校
こだいら放課後子ども教室 ペットボトル万華鏡

ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校 こだいら放課後子ども教室 ペットボトル万華鏡
ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校 こだいら放課後子ども教室 ペットボトル万華鏡

7月3日(月)に小学3年生25名を対象に講師7名で実施しました。


通常15名程の参加希望者ですが、今回は人気の「ペットボトル万華鏡」ということで、3年生25名が参加しました。

最初に、見開きタイプの手鏡の間に置いたケーキやたい焼き(面白消しゴム)が、鏡の開閉角度でどんどん増えてゆくのを体験しました。9個、数えられない!と大騒ぎ!

鏡を貼り付けての三角柱作りに苦労しながらも、外装やスライドフィルムの作成になると、口もきかずに夢中になり、大人たちが思いもよらぬ絵を展開する子が続出しました。


この万華鏡は、お子様1人1人が幅15mmの二枚重ねのフィルムに好きに字や絵を書いて、三角柱の鏡の先端でスライドさせるという、廃棄ペットボトルと牛乳パックの活用によるコアネットオリジナルのキットで、高い評価をいただいております。


2017年7月10日ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校
放課後子ども教室 コインが消える不思議な貯金箱

ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校 放課後子ども教室 コインが消える不思議な貯金箱
ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校 放課後子ども教室 コインが消える不思議な貯金箱
ものづくり・理科実験教室:東京都小平市立第十三小学校 放課後子ども教室 コインが消える不思議な貯金箱

6月24日(土曜日)午前10時、2-3年生中心に28名の子供たちが学校に集合。講師は6名。今回は、鏡を使った"コインが消える不思議な貯金箱"にチャレンジです。

まずは、ハサミで線のとおりにきちんと切り抜くことがポイント。そして、ノリシロを正しい方向に真っすぐに折り、糊や両面テープを使ってちゃんとした立方体の貯金箱に仕上げます。

ハサミとノリ・テープの使い方は"工作の基本のキ"、指先が器用な子もいれば、箱がどうしても歪んでしまう子もいます。

一番の考えどころは、長方形の鏡(ミラー・シート)をどのように箱の中に入れたら、コインが消える貯金箱になるかです。

いろいろやりくりして、全員成功です。「家に持ち帰って、みんなをビックリさせてみよう」。また、色鉛筆やカラフルな折り紙で箱を装飾。ここでも子供たちのデザイン感覚の差がでます。

貯金箱が早く完成した子供たちは、"不思議な箱"作成にも着手。これは、同じような大きさの2つの箱"AとB"が、「Aの箱の中にBの箱が入るし、Bの箱の中にAの箱を入れることもできる」という「いったいどっちの箱が大きいのかしら?」と首を傾げるもの。これを作って考えるのは、家での宿題。

小平十三小学校の校庭は緑鮮やかな芝生、また、モクレン科の大きな常緑樹"泰山木(たいさんぼく=マグノリア)"が20センチほどの白い花を咲かせ、芳香を放っていました。



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