2018年10月10日ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター
子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン
理科工作コース 第3回
磁石を使って回転するものを作ろう

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科工作コース 第3回 磁石を使って回転するものを作ろう
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科工作コース 第3回 磁石を使って回転するものを作ろう
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科工作コース 第3回 磁石を使って回転するものを作ろう

9月15日(土)14時から小学生2年生から5年生の20名、コアネットの講師8名で開催しました。今回は2、3年生が全体の6割という構成でどうなることかと心配しましたが、全員完成しホットしました。

小学生の理科の単元では、磁石について3年生、電磁石について5年生で学びますが、学校で習った時は思い出してねと磁石の性質の概要を最初に説明しました。


工作の一つは「くるくる磁石の製作」です。工作用画用紙を切り、回転体を作成し、中心に磁石を貼り付け、割り箸の先端にも磁石を取り付けます。ポイントは磁石の極の確認です。磁石の極を互いに引き合うように合わせて、回転体の磁石と割り箸の磁石を接触させると、円形磁石なので、磁石同志は引き合いますが、回転体を少し斜めにして割り箸を軽く前後に動かすと回転体をクルクル回すことができます。

次に「コイルモーターの製作」です。ゼムクリップを単三乾電池両極にセロテープで張り付け、電池の真ん中に磁石をつけます。ペットボトルのキャップ2個で円柱を作り、それにエナメル線を巻きつけてコイルを作り、コイルのシャフトのエナメルを剥がします。これが回転のキ-ポイントです。片方のシャフトはサンドペーパーで全面を剥がし、もう一方はコイルを縦にして上か、下の一面を剥がします。

これでコイルをゼムクリップにセットすれば回転するのですが、回転しない場合は、磁石の位置を変えたり、シャフトのエナメルを再度剥がしたり、シャフトの直線性を確認したりして、コイルが回転した時は子ども達の感動大きいです。

次にシャフトにベンハムのコマを取付け、色の変化を見させました。黒一色のコマなのに、違う色が見えることにも子ども達は驚いていました。


最後に事務局から3回出席の「修了書」と「高峰譲吉博士物語」の本が配られ、コアネットからは「くるりん棒」をプレゼントしました。


2018年9月10日ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター
子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン
理科工作コース 第2回
ペットボトル浮沈子を作ろう

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科工作コース 第2回 ペットボトル浮沈子を作ろう
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科工作コース 第2回 ペットボトル浮沈子を作ろう

8月18日(土)午後2時から4時まで、小学生2~6年生20名(2,3年生が中心)を5つのテーブルに分け、「浮沈子を作って遊ぼう」と題して、ペットボトルを使った浮沈子を作りました。講師は9名で担当しました。

最初に水の中での圧力の伝搬と浮力を説明しました。パスカルやアルキメディスという人物を知っている生徒は皆無でしたが、プールの中で体が浮く、入浴の際体が軽くなったように感じる、車のブレーキの仕組みなど、例を挙げての説明には、多少とも理解したようでした。


最初に、一番簡単に作れるものとして、醤油等のたれビン使った浮沈子から始めてみました。たれビンの口の部分にステンレス製の六角ナットを錘として取り付け、水に浮かべ、水を吸い込ませて浮力を調整しました。それを溢れるほど水を注ぎ入れた炭酸飲料空きペットボトルに入れ、蓋をしっかりと締め、ペットボトルを手で持ち、握ると沈み、緩めると浮くことを確認しました。たれビンの中の水の量を調節することによりスムーズに沈んだり浮いたりすることも、全員確認しました。次いで、魚形のたれビンも同じ要領で浮沈を確認しました。

水中のたれビンをよく観察すると、ペットボトルを押していない時と押したときで、たれビンのなかの水の量が変化していることを知りました。


次いでストローを使った浮沈子に挑戦です。長さ5~6cmのストローの一端にたれビンの赤い蓋を瞬間接着剤で空気が漏れないようしっかりと取り付け、他の一端に錘の代わりに色のついたゼムクリップを取り付け、ストローに入れる水の量を調節することにより浮沈の動きが観察できますが、ストローに水を入れるのが、結構難しく、思うように沈まない生徒が多かったようです。

子ども達に一番人気があったのは、色や形の異なるビーズをアルミ自在ワイヤに通して、魚や海底の宝物のようなものを作り、ペットボトルの底に沈め、これを最初に作ったたれビン浮沈子の先にアルミワイヤを釣り針状にしたものを取り付け、海底の魚や宝物を釣り上げるという遊びでした。なかなか釣れないのですが、ペットボトルを斜めにしたりして、うまく釣れた時は、"やったー"と大喜びでした。

更に荷造り紐を薄く延ばして、先端に重りを付けた海藻を模したフィルムを用意しましたが、緑や黄色などで色付けしたものをペットボトルに沈めるとまるで海藻のようにゆらゆら揺れるのも子ども達は気に入ったようでした。


子ども達は自分の工作物を配布した袋に大事そうに入れて持ち帰りました。子ども達の脳の片隅に、パスカル、アルキメディスの原理の話が残り、中学生になって学ぶときに、思い出し、興味を持って勉強してくれることを期待しています。


2018年8月10日ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター
子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン
理科工作コース 第1回
牛乳パック、紙コップ等を使った楽しい工作

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科工作コース 第1回 牛乳パック、紙コップ等を使った楽しい工作
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科工作コース 第1回 牛乳パック、紙コップ等を使った楽しい工作
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科工作コース 第1回 牛乳パック、紙コップ等を使った楽しい工作

理科実験シリーズから引き続き理科工作シリーズが始まりました。原則参加児童は、いずれかのコースを選択して参加することになっていて、重複参加はできないことになっています。

今回は22名の参加がありました。


7月21日(土)に、夏休み早々の理科工作をいろいろ制作する教室を開催しました。身近にある牛乳パック・紙コップなどを利用した、ちょっと不思議な?何かが起きる工作を4種用意し、そのなかから、自由に一種を選択し、完成後は、順次好きな工作に挑戦してくださいといった、新しい試みに挑戦しました。

最初に選択したものの途中放棄は認めませんが、完成させれば後は時間内に何種でもでも好きなものを選んで挑戦できる方式です。

基本工作4種は、1)からくりカード 2)色の消える不思議なカード 3)コインの消える不思議な貯金箱 4)ぶんぶん丸(ぶんぶんごま) です。

「色の消える不思議なカード」が一番人気でスタートしました。早い子は一種目を20分程度で仕上げて、次々と違う工作に挑戦!です。

4種の他に、「クルリンぼう」、「カエルがゲロゲロ、アヒルがガアガア!」なども用意して臨みました。紙コップと共鳴しゲロゲロと意外な音が出る工作もこども達は不思議がりながら喜んでいました。次々と用意したキットを消化し、一人平均三種程度を作成し、満足げな児童の顔が印象的でした。センター側もこんなにいろいろ挑戦出来るとはと感心しきりでした。


正直、用意する側は用意するキット数が読めずに、参加児童数の2.5倍程度づつキットを用意し望み、用意に苦労しましたが何とかクリアしました!!!


2018年8月10日ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター
子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン
理科実験コース 第3回
錯視の不思議

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科実験コース 第3回 錯視の不思議
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科実験コース 第3回 錯視の不思議
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科実験コース 第3回 錯視の不思議

7月7日(土)に理科実験コース第3回を実施しました。今回は『錯視(目の錯覚)の不思議』がテーマで、小学2年生から5年生の20人が集合しました。まず、人が物を見る時の目と脳の仕組みと「錯視」について説明しました。


次に、色の錯視の体験をしてもらいました。

スライドのよく見える位置に皆に集まってもらい、赤色の「りんご」を表示し、「林檎の点を見つめて、皆で15数えて!」と指示して、子どもたち「1、2、…15」と数えてもらって、「15」でスライドを白いスクリーンに切り替えると赤色を見る視神経が疲れて、補色の「空色のりんご!」が見え、驚きの声があがりました。林檎以外でも「魚」、「銀杏の葉」、「花」等スライドでの残像の実験でみな興味津々で、見つめていました。

次は錯視が起きるいろいろな図形の模様、形、での錯視の例を示して、違って見える物の長さを実際に測ったり、切抜いて重ねてみたりして、錯視であることを実感してもらいました。
形の錯視、明るさの錯視、視覚的補完、運動視の錯視を体験しました。


その後、工作を二つ行いました。一つは「本当に同じ色なのか」と題して同じ色が周りの色によって別の色に見えることを自分で工作したもので確認しました。同じ赤色のはずなのに、周りの色で錯視が起き、オレンジ色に見えることを体験しました。

もう一つの工作は「びっくりキューブ、飛び出だすキューブのカード」と題して、格子模様のキューブが飛び出してサイコロに見えることを体験しました。

作成したキューブを左手に持ち、片目を手でふさいだままじっと見つめ、しばらくすると、中央はへこんでいるはずなのに、なぜか 手前に飛び出して、立体的なサイコロの形に見えてきます。カード型にして、カードを開くと飛び出して見えるものも制作し、お土産にしました。


皆、楽しみながら不思議でわくわくの時間でした。

  • 人間の目はおもしろいなあと思いました(3年生)。
  • 目は本当のことを見えないときがある(3年生)。
  • のうはまちがえることがあるということ(5年生)。

など、子ども達なりにものの見え方を理解してくれた様子がアンケートからうかがえました。


最後に館長からこのコースに参加した皆に3回を通しての「終了証」が渡され、代表者が「終了証」を受け取り楽しい時間の終了となりました。


2018年7月10日ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター
子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン
理科実験コース 第2回
水性ペンのなぞを解く!ペーパークロマトグラフ

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科実験コース 第2回 水性ペンのなぞを解く!ペーパークロマトグラフ
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科実験コース 第2回 水性ペンのなぞを解く!ペーパークロマトグラフ
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科実験コース 第2回 水性ペンのなぞを解く!ペーパークロマトグラフ

6月9日土曜日、2年生から5年生までの小学生21名が参加して子ども科学講座が開催されました。

まず、講師からペーパークロマトグラフィについて説明を行った後で、2枚の短冊形濾紙を使ってペーパークロマトグラフィの現象を確認しました。
濾紙の端に自分の好みの色の水性ペンで点を打ち、点を打った位置が水面の上5mm程度上になるように底に1cm深さに水を入れたプラカップに吊るしてやると、濾紙の毛細管現象で、水が上昇して打点した水性ペンを溶かして拡散し続けます。

この過程で、水性ペンの成分の違いにより、拡散速度が違っているので、分離されます。好みの色を選んで打点していたものが一色ではなかったことが分ります。

この結果を所定の用紙に記入し、どんな色の構成でその色ができているかを記録しました。


次に、この現象を活かして、どんな絵になるか想像しながら円形の濾紙の中心に絵を描き、ろ紙の中心部だけに水をたらし、展開させました。今度は1色ではなく、何色かの水性ペンを利用して描きました。

展開して行くと、想像していなかった色で絵が展開されるのを楽しみました。水性ペンのインクが拡散して造り上げた華やかな模様に目を丸くして見入っている子がいました。これをアイロンで乾かし、パウチして、円形に切り抜くとオリジナルのペーパークロマトグラフィーコースターの出来上がりです。「墨田の花火」と言う紫陽花に似たデザインや、雲の上から覗く恐竜を思わせるものなど多彩な製品ができあがりました。


低学年の小学生には少し難しいテーマかと危惧していましたが、講師の質問に3年生の子が毛細管現象を即答する場面があり、参加者の関心の高さが確認されたことは素晴らしいことだと思いました。


2018年6月10日ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター
子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン
理科実験コース 第1回
光のマジック

ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科実験コース 第1回  光のマジック
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科実験コース 第1回  光のマジック
ものづくり・理科実験教室:神奈川県大和市渋谷学習センター 子ども科学講座 ~出てこい未来のエジソン 理科実験コース 第1回  光のマジック

今年も大和市渋谷学習センターの授業を請け負うことになりました。小学生を対象とした理科実験コースが3回、理科工作コースが3回で、5月12日の土曜日の午後に第1回目を実施しました。

7名の講師で「光のマジック」と題して分光シートを使った万華鏡を作る教室で、小学2年生から5年生までの21名が参加しました。


まずは、光が電磁波であること、光や絵具の三原色の説明、テレビーやプリンターでカラーが再現される原理や虹がなぜできるかをプロジェクターで投影して説明しました。

また光の3原色を混ぜる割合を変えることができる教材用ロボットを利用して、混ぜる割合変えると、実際にLEDの色が変わることを体験しました。


次に分光シートを利用した万華鏡を低学年、高学年の5班に分けて製作しました。工作用画用紙に別途用意された図面を見ながら転記する方法と、あらかじめ用意された型紙を工作用画用紙にあててなぞる方法のいずれかを子どもやれるかどうかを見ながら選択するようにしました。

上級生は図面を見ながら素早く転記し、ハサミで実線の部分をカットし、2点鎖線の部分をハサミの先を使って軽く線を入れ山折りにして組立を進めました。


分光シートを貼った反対側の蓋にまず押しピンで1個の穴をあけて分光シート側から覗かせたところ、そのスペクトルの美しさに「オー」と声を上げていました。穴の数を段階的に増やして光の変化の不思議を実感してもらいました。

子供たちには太陽の光は直接見ないこと等の注意をして、作品を持ち帰ってもらいました。


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