2019年7月10日関西本部:理科分科会:学校法人成城学園認定こども園 かわにしひよし
ふしぎな理科遊び教室 第2回 氷釣りに挑戦

関西本部:理科分科会:学校法人成城学園認定こども園 かわにしひよし ふしぎな理科遊び教室 第2回 氷釣りに挑戦 どんどん釣れた
どんどん釣れた

関西本部:理科分科会:学校法人成城学園認定こども園 かわにしひよし ふしぎな理科遊び教室 第2回 氷釣りに挑戦 こんな大物、びっくり!
こんな大物、びっくり!

今年度から認定こども園 かわにしひよしの年長(そら)組、21名を対象に「コアネットふしぎな理科遊び教室」(全7回)を実施することになりました。第1回の「ふしぎな動き方をする恐竜の卵つくり(5/27)」に続き、シリーズ第2回は 「氷釣り(6/17)」に挑戦です。

教室の入り口につくと、私たちの名前を呼びながら一斉に集まってきてくれ、クーラーボックスを見るなり、「ここに氷が入っているんだね」とこれまた一発で当てられました。これから始まる理科遊び教室の盛り上がりを確信しました。


お口のない氷を、針もない割り箸につけたタコ糸で釣りあげることへの挑戦です。最初は「釣れなーい」と言っていた児童が、顔を見つめながら質問を続け、実験道具をテーブルに置き見本を見せようとすると、「釣れるかも」という気配もチラホラ出てきました。しかし、一発目は見事釣り上げ失敗!「おかしいなぁー?」と言いながら、塩の上に置いた氷にぬれた糸をもう一度垂らし、魚釣りはしたことないが、風船釣りはしたことあるなど会話を続けて、そぉーっと上げると見事大成功!!細かなことは何も話さず、デモンストレーションだけで子どもたちはやる気満々になっていきました。


発泡スチロール椀に食塩を小さじ3杯くらい入れ、冷蔵庫で作ったキューブ型の小さい氷を埋め、水にぬらしたタコ糸を氷に乗せてもらいました。我慢できずに釣り上げるが失敗する中、しばらくして一人が成功すると次々に成功、大賑わいとなりました。


次は、牛乳パックで作った氷を砕いた大物に挑戦です。食塩を倍に増やし挑戦開始、これまた次々と全員成功、中には想像以上の大物も釣れました。


この「ふしぎな理科遊び教室」の目的のうち、"作って・遊んで、なぜかな?不思議だなあ!と感じる"ところまでは十分到達できました。糸が氷の表面に凍りつくと釣れることも観察しました。氷はまわりのものを冷やすことは知っていますが、氷の表面をタオルで拭くこと、そしてある程度時間がかかることなどの体験と、融解熱のことを知った時に、なるほどそうだったのかと理解できる日が来ると信じています。


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